辻村深月さんの『かがみの孤城』を紹介します。
親子で読める小説
予想外の結末
読みやすい
【1行あらすじ】かがみの孤城(著者 辻村深月)
タイトル:『かがみの孤城』
著者:辻村深月
あらすじ:学校に通えなくなってしまった中学1年生のこころ。ある日、こころの部屋の鏡が突然光り出した。鏡を通り抜けた先には狼のお面をつけた女の子と、似たような境遇の子どもたちが集まっていて・・・。
【こんな人におすすめ】かがみの孤城(著者 辻村深月)
この本は下記のような人におすすめです。
・小学生~高校生くらいの子どもと親
・ファンタジー小説が好きな人
この小説は子どもでも大人でも楽しめる小説です。家族で読んで感想を伝え合うことに向いている小説だと思います。
また、ファンタジー要素があるストーリーなので、ファンタジー小説が好きな人にもオススメです。
小説だけではなく、漫画化もされています。小説は苦手…という人には漫画もオススメです。
また、2022年12月23日(金)にアニメ映画が公開されます!
狼のお面をつけた女の子の声は芦田愛菜さんが演じます。その他北村匠海さん、宮崎あおいさん、滝沢カレンさんなど豪華キャストが声優として出演します。
アニメ映画もどのような感じになるのか、楽しみです。
【感想】かがみの孤城(著者 辻村深月)
最後まで読んでこそ楽しめる驚きのストーリー
『かがみの孤城』は、様々な事情を抱え学校に通えなくなった7人の子どもたちが、
狼のお面をつけた女の子に呼ばれてかがみの孤城に集まり、1つだけ願いが叶う鍵を探すというストーリーです。
かがみの孤城で出会った7人の子どもたちがどういった結末を迎えるのか、
それは…
さすがにここでは言えません!!
初めて最後まで読んだときの、思わずそうゆうことか!と言いたくなる驚きを是非味わってほしい小説です。
最後まで読んでこそ楽しめる驚きの結末
結末は話せませんが、その結末を導く7人の子どもたちと、かがみの孤城で過ごすためのルール紹介します。
かがみの孤城に登場する7人の子どもたち
- こころ…中学1年生。クラスメイトとの関係がきっかけで学校に通えなくなってしまった女の子。
- アキ…中学3年生。ハキハキして明るそうな雰囲気のポニーテールの女の子。
- リオン…中学1年生。サッカーが得意なイケメンの男の子。
- フウカ…中学2年生。眼鏡をかけた女の子。
- マサムネ…中学2年生。ゲームが好きで生意気そうな男の子。
- スバル…中学3年生。ハリーポッターに出てくるロンに似ている男の子。
- ウレシノ…中学1年生。食べることが好きな小太りの男の子。
かがみの孤城のルール
かがみの孤城では1つだけ願いが叶う鍵探しが行われます。
鍵探しを行う上で、かがみの孤城で過ごすためにルールがあります。
このかがみの孤城で過ごすためのルールがストーリー上、とても重要です。
課題図書にしてほしい小説
この小説を読んで思ったことは、エンターテインメントとして面白い作品であるということと、
もう一つ、
読書感想文の課題図書にしてほしい作品だなということです。
課題図書にしてほしいと思った理由は、
①様々な理由で学校に通えなくなってしまった子どもたちに視点を当てた作品であり、身近な話題であること
②その子どもたちに関わる大人の存在があり、親目線でも気づきを得ることができる作品であること
です。
子どもたちには人間関係やいじめなどを考えるきっかけになる本となり、
かつ親や周りの大人たちが一緒に読むことで、感想を言い合える本だと思います。
親や周りの大人たち目線でも、どのように子どもと接すれば良いのか考えさせられる作品だと思いました。
【PickUp】『かがみの孤城』を読んだ人にオススメの小説
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