柏木由紀卒業コンサートのセットリスト・感想【AKB48春コン2024】【ゆきりんありがとう！】

2024年3月16日（土）にぴあアリーナMMにてゆきりん（柏木由紀）のAKB48卒業コンサートが行われました。
AKB48の3期生として合格し、約17年間、AKB48のメンバーとして活躍してきたゆきりん。
公演やコンサートのプロデュースもしてきたゆきりんが最後に魅せたいコンサートとは？

セットリストと観た感想をお伝えいたします。

ゆきりんの卒業コンサートを見たいという方に、Huluにて見逃し配信が4/14まで配信されています。
通常カメラの他に柏木由紀推しカメラもあります！

【概要】柏木由紀卒業コンサート

コンサートタイトル	柏木由紀卒業コンサート 〜17年間、歩いて来たこの道〜supported by イモトのWiFi
日程	2024年3月16日（土）
場所	ぴあアリーナMM(神奈川県)
配信	Huluにて有料配信（見逃し配信4/14まで）

【セットリスト】柏木由紀卒業コンサート

※は卒業生
ゆきりんは全曲参加でした。

【感想】柏木由紀卒業コンサート

開始～ユニット曲前まで

ゆきりんが卒業を決めて次の道へ進もうとしていることを応援したい気持ちと、まだ受け入れたくない気持ちをもったまま迎えた卒業コンサート。
卒業は寂しいけど、ゆきりんが絶対楽しいと言ったコンサート自体はとても楽しみでした。

ゆきりん推しのゆいりー（村山彩希）の影アナ、ゆきりんの映像からはじまりました。
1曲目は「火山灰」。
ゆきりんがAKBのオーディションを受けて鹿児島から東京に上京してきたことを歌った曲です。
あー…。もう1曲目から泣かせにきてる！！
火山灰を歌ってくれることを期待していたファンは多かったと思います。
ゆきりん、数日前から体調不良だったようなので心配だったのですが、回復したようで、ゆきりんの伸びやかな声が綺麗でした。
なんというか1曲目から走馬灯のように思い出が駆け巡るといいますか…思いがこみ上げました。

2～4曲目はは現役メンバー全員で、「ポニーテールとシュシュ」、「言い訳Maybe」、「大声ダイヤモンド」。
ゆきりんはファンがコールできて、これぞAKBという盛り上がる曲がやりたかったんだな～と思いました。
もっと早く卒業していればもっと大きい会場で卒業コンサートもできただろうに…（いまでももっと大きい会場でできたと思いますが…）、コールができないタイミングでの卒業はなかったんだろうな～などなど色々考えてしまいました。

5曲目は「シアターの女神」。これもゆきりんといえば！の曲ですね！
自分がシアターの女神だと思っているとメンバーにいじられてたのも、ファンにとっては懐かしい思い出です。
歌い出しのゆきりんパートがゆきりんの声で聴けなくなるなんて。。
卒業する人がいるたびに思うことですが、色んな曲からゆきりんの声なくなると思うと寂しいです。

ユニット曲ブロック

みーおん（向井地美音）、あやみん（長友彩海）、あいりちゃん（佐藤綺星）、こみはる（込山榛香）、まほぴょん（大盛真歩）、くるるん（鈴木くるみ）、えりい（千葉恵里）、ゆいりーのMCをはさんでユニット曲コーナー！といきたいところでしたが、一度暗転したものの次の曲のスタンバイが間に合わず、やり直しが発生（笑）
一瞬次の曲の衣装が見えちゃって、あ…ってなるという（笑）
次の曲がめっちゃわかりやすい衣装でしたね（笑）
MCメンバーが戻ってきてMCを再開したのですが、機転を利かせたこみはるのエピソードトークとつなぎ面白くて良かったです！！

スタンバイ整ったところで、ユニット1曲目はゆきりんと17、18期のメンバー何人かで「スカート、ひらり」。
結構意外でした。
スカひら踊りたかったんだ！と。
「世界で一番好きなの～」コールできたのは嬉しかったです！

ユニット2曲目は「涙の湘南」。
ゆきりんが初期の頃、やっていた曲ですね。
コンサート前にX（旧Twitter）で「かっしわぎちゃ～ん」コールしてほしい予告をしていました（笑）
昔からのファンは嬉しかったことでしょう！
Huluの映像を後から見ると、ちゃんとコールが聞こえて泣けます。。
なるちゃん（倉野尾成美）、下尾（下尾みう）、まなか（田口愛佳）、せいちゃん（福岡聖菜）の組み合わせだったのですが、ここでせいちゃん！という感じでした。
せいちゃんもチームB歴が長いメンバーで一緒にユニットできて良かったなぁと思いました（泣）
みんな歌上手かったのですが、なるちゃんはどんどん歌上手くなっていきますね！

3曲目に行く前に、ゆきりんのお着換えタイムでダンスアクトがありました。
メンバーはゆいゆい（小栗有似）、ずっきー（山内瑞葵）、おめぐ（谷口めぐ）、ゆなな（秋山由奈）。
おめぐが意外でしたね～。ゆななはカラコンウインク選抜に選ばれて、ゆきりんの目に留まったのでしょうか？今後も期待したいメンバーです。

ユニット3曲目は「ジッパー」。
ジッパーを選んでくれるとは思ってなくて、嬉しかった！しかもゆいずき（小栗有似×山内瑞葵）！
3人とも可愛すぎました！

ユニット4曲目は「口移しのチョコレート」。
これもゆきりんといえばという1曲ですね！
ゆきりんのパフォーマンスは圧巻で、完全に自分のものにしているという感じで引き込まれました。
この曲だけでも見る価値があります。
えりまほ（千葉恵里×大盛真歩）とのパフォーマンスだったのですが、髪を染めたえりいが衣装似合ってましたね。

ユニット5曲目は…あ～もう悲鳴をあげるしかない。
「てもでもの涙」。
しかもさえちゃん（宮澤佐江）が登場！！
てもでもやるんだろうな～相方誰だろうと思っていましたが、まさかのさえちゃん！！
歓喜！！
衣装は日産スタジアムでのコンサートのときの王子様衣装！
この日まで衣装をとっておいてくれたオサレカンパニー様ありがとうございます。
さえゆきのてもでもがこの時代に見れるなんて…
はけるときにさえちゃんが「卒業したら結婚しようね～」と言ってて、やりとり可愛すぎました。

ユニットブロックの最後の曲は、ゆきりん、みーおん、ゆいりーで「思い出のほとんど」。
ゆいりーの歌い出し、さすがでした。
今のAKBを作ってきた3人でのパフォーマンスは、感極まりました。

ゆきりん選抜ブロック

ずんちゃん（山根涼羽）とまなかのMCを挟んで、ゆきりんが曲に似合ったメンバーを選抜したブロックへ。

12曲目は「Teacher Teacher」。
これも意外な選曲でした。
ゆいゆいがセンターの曲ですが、歌唱メンバーに選ばれていませんでした。
ダンスが上手いor大人なメンバー選抜でしょうか？
スカひらのときも思ったのですが、ゆいち（山口結愛）のダンスがキレッキレですね！
最年少とは思えないダンススキルです。

13曲目は梅田チームBのときの楽曲で「ロマンス拳銃」。
チームBの曲でめずらしくセクシーな曲です。
オリジナルはゆきりんとぱるる（島崎遥香）がWセンターでした。
こちらは大人でセクシーなメンバー選抜ですかね？
べりん（岡部麟）がめっちゃハマってましたね！

14曲目もチームBの曲で「呼び捨てファンタジー」。
これもゆきりんの歌い出しが印象的な楽曲です。
まゆゆ（渡辺麻友）の声がなくなるときも寂しかったですが、ゆきりんの声もなくなってしまうのかと思うと寂しすぎますね…
まゆゆのポジションがゆいゆいでした。
いわずもがな、可愛い選抜！
個人的にはれみちゃん（徳永羚海）が似合ってて良かったです。

15曲目はなんとNMB48の楽曲で「イビザガール」。
NMBのこともちゃんと覚えててくれたんだ…！嬉しいです。
ゆきりんがNMBと兼任してた時期は、AKB・ソロ・フレキスと一番忙しかった時期ではないでしょうか。
忙しい中でNMBのメンバーにも慕われ、新しい公演も覚え、鉄人ぶりがすごかった印象です。
イビザガールは明るい＆グラビア向け選抜みたいですね。
なかでもNMBのオーディションも受けていた兵庫県出身のずんちゃんを選んでいるところがエモくて良いです。
ゆきりん、メンバーのストーリーとかも知っていてくれるからファンとしても嬉しいです。

16曲目はNGT48のオリジナル楽曲の「Maxとき315号」。
NGTの曲もやってくれて、ゆきりんの歴史を思い出せる構成になっていて良かったです。
17・18期の若手と移籍するはーちゃん（黒須遥香）、まほぴょんとみーおんというメンバーでした。
まほぴょんはドラフトオーディションでNGTを希望していて、この曲にも思い入れが強く、リハーサルの時から歌えることが嬉しくて泣いていたとのことです。
みーおんもAKBの15期生候補だったおぎゆか（荻野由佳）との縁があり、ゆきりんが選抜したのですかね。
まほぴょんが嬉しそうに歌っている姿がとても印象的でした。

OG出演ブロック

Maxとき315号のあと、お祝いメッセージが流れました。
あっちゃん（前田敦子）、さや姉（山本彩）、きたりえ（北原里英）、そしてなんと石川梨華さんです！
卒業生3人のメッセージはなんというか3人らしく、微笑ましかったです。
石川梨華さんのメッセージはゆきりん嬉しかったでしょうね！（ずっと美人ですごい。。）

続いてパフォーマンスに戻り17曲目はなんと…「If」。
あきちゃ（高城亜樹）ともっちぃ（倉持明日香）が登場し、フレンチ・キス、再結成だー！！
こんな日が来るとは…もしかしたら本当に見納めかもしれないですね…
歌う仕事から離れているにもかかわらず、あきちゃともっちぃ、良かったです。
個人的に当時フレキスの楽曲でIfを1番聞いていたので、聞けるとは思わず、懐かしさに感動しました。。

フレキスのMCを挟み、もう1曲「カッコ悪い I love you」を歌ってくれました。
2曲も歌ってくれるなんてフレキスファンにとっては嬉しすぎますね。

今度はゆきりんのyoutube風のメッセージ動画が流れました。
ゆきりんのyoutubeはAKBファンにとってメンバーの新たな一面が見れ、AKBに興味がない人たちにとっても知ってもらえる貴重な場所だったのですが、ゆきりんがいなくなったら見れなくなちゃうんですね…

ゆきりんyoutube動画であの人が登場します！といわれ、「AKB～」の掛け声とともに登場したのがたかみな！！（高橋みなみ）
この瞬間、会場湧きました…
本当に唯一無二です。
しかも「River」をバリバリに踊ってくれるという。すごすぎます。
これもAKBの歴史ですね、というかAKBの歴史＝ゆきりんの歴史になってますね。
いま劇場公演で行われている「そこに未来はある」公演の1曲目がRiverで、そらら（山﨑空）が掛け声担当しているのですが、そららverも結構良いので聞いてほしいです。（唐突な宣伝（笑））
River選抜はたかみなと関わりがあった13期のさっほー（岩立沙穂）、ゆいりー、15期を中心にダンスが得意なメンバーという感じでした。

続いて「少女たちよ」には、少女たち～「よ」の掛け声とともにゆいはん（横山由依）が登場！
たかみな卒業後のAKBを一緒に支えた盟友です。
マイクが入ってないと思い首をかしげるゆいはんが昔とかわらなくて懐かしかったです（笑）
少女たちよ選抜は、ゆいはん在籍時をともにしたチーム8、16期が中心でした。

21曲目は「遠距離ポスター」！
待っていました！！
これもゆきりんといえば！の曲で、ファンとアイドルの関係を歌った歌詞は数あるAKBの曲のなかでも名曲であることは間違いないです。
遠距離ポスターで人気を定着させたイメージもあります。
雑誌の企画で2チームにわかれ対決をしたときの曲です。
オリジナルメンバーのさえちゃんとあきちゃが参加してくれました！
貴重すぎる！！
ゆきりんが楽しそうで本当、切ないのと嬉しいのと感情がごちゃごちゃでした。

22曲目…え！？そっちもですか！？
「Choose me!」のイントロと同時にさっしー（指原莉乃）とみぃちゃん（峯岸みなみ）が登場。
ゆきりんがChoose me!歌うのもレアですが、さっしーとみぃちゃんが来てくれて…嬉しいです。

ここでまさかのOGメンバー（たかみな、ゆいはん、さっしー、みぃちゃん）でMC！
いまやテレビで活躍する方たちなので当たりまえなのですが、安定しておもしろい。
ゆきりんとの聞いたことがないエピソードがこのタイミングで出してくれるのもありがたい。
あとはもう、たかみなの煽り！
コンサート、とくに会場が大きくなればなるほどこの煽りの大切さを知ります。
声を出さなきゃ、盛り上げなくちゃという気持ちにさせてくれるたかみなの煽りはすごい。
この煽りができるメンバーが17～19期で出てきてくれたら嬉しいです。

本編終盤

ここでまたシングル曲に戻り、23曲目「ジワるDays」、24曲目「フライングゲット」と続きます。
ジワるDaysはさっしーセンターのラストシングルで、歌詞が残るメンバーの気持ちに重なって泣きそうになりました。
ゆきりんからメンバーへのメッセージなのでしょうか。
フライングゲットはゆきりんが総選挙で3位を取得したときの曲です。
センターで歌う姿は感慨深いものがあります。

続く「君と虹と太陽と」と「10年桜」は撮影可能タイムでした。
練り歩きタイムは席が遠いとちょっと悲しいですが、メンバーのポージング見るのは好きです。

27曲目は「Green Flash」。
アンコール明けかな？と思っていたのですが、ここできました。
ゆきりんとこじはる（小嶋陽菜）のWセンターのシングル曲です。
そして…まさかのこじはる登場！！
こじはるが来てくれるとは思わなかった。
しかもカラコンウインクの衣装！
衣装チームの愛が感じられます（笑）
こじはるのソロパートとゆきりん×こじはるパートとても良かったです。
こじはるもあんまり歌わないといじっていましたが（笑）、良い曲なんでこれからも歌い継いでほしいです。

そしてもうあっという間ですね…本編最後は「カラコンウインク」でした。
17年間、最後の最後での単独センターでのラストシングルです。
握手会の人気も維持し続け、バラエティーでも活躍し、後輩の相談役にもなり…だからこそ得ることができたとても価値のあるセンターだと思います。
ゆきりんの代名詞ウインクもたくさん見れました。
落ちサビのゆきりんコール、泣きました…
終わらないでという気持ちでいっぱいでした。

アンコール

ゆきりんコールからはじまったアンコールは、ゆきりんの活動を振り返る映像から、ゆきりんが登場し最後のスピーチ。
今のAKBで卒業できて幸せですと語る姿がとても美しかったです。
「いまAKBを応援してくれてるファンのみなさんへ」と、ありがとうございますと言ってくれたとき、なんだかとても泣けてきました。（ここまでも泣いてばかりですが（笑））

アンコール1曲目はカラコンウインクに収録されているゆきりんのソロ曲「最後の最後まで」。
ファンの1人として本当に最後の最後までありがとうという気持ちでいっぱいです。
2番に入るタイミングで入り損ねちゃったのでしょうか？歌詞飛んじゃいましたね（笑）
コンサート後のインタビューでは感極まってと言ってましたが、ある意味ゆきりんらしいと思ってしまいました（笑）

アンコール2曲目は、初代チームBのメンバーが登場して「初日」。
初日に関しては思い入れがありすぎて…（泣）
こうやって初代チームBが公に集まる機会はないかもしれないですね…
ゆきりんの「いつものいきます！」も聴けなくなるのが寂しいです。
この「冷静に、丁寧に、正確に、みんなの夢が叶いますように」という初代キャプテンのシンディー（浦野一美）が考えてくれた円陣のコールが好きでした。
チーム制もなくなってしまいましたが、この円陣も誰かに引き継いでほしいです。

アンコール3曲目は「約束よ」。
色々なことが思い出されて正直ここでダメ押しの涙腺崩壊でした。
良い曲なのですが、アンコールのこのタイミングで約束よって。。
他にも卒業ソングはあるのにとかいろいろ考えちゃうともう。
狙ってこの構成にしたのかはわかりませんが、どちらにせよ最後までありがとうと伝えたいです。

アンコール4曲目は「桜の花びらたち」。
出演してくれた卒業生と現役メンバーでの歌唱でした。
卒業生がゆきりんに手を振っている姿をみて、卒業を実感しました。
ゆきりんの表情もどこか終わることを実感しているような覚悟をしたような表情だった気がしました。

桜の花びらたちで最後かと思っていたのですが、本当に最後の曲ということで2回目の「遠距離ポスター」！
ゆきりんらしく明るく終わりたかったのかな？と思いました。
来てくれた人に楽しい気持ちで帰ってほしいという気持ちもあったかもしれません。
出だしのゆきりんソロ部分、最後まで歌上手くてすごかったです。
ゆいゆいやまなかが泣いていたのが印象的でした。

遠距離ポスターが終わった後、ゆきりんは後ろに映っているお城に向かって、進んでいき、
サプライズでメンバーからお花を受け取りお城に戻っていきました。
ぴあアリーナMMでも階段のようなステージできるんですね！←
とても素敵な演出でした。
世界で一番幸せ者です！と言ってお城に戻っていったゆきりん、とても幸せそうな笑顔でした。

コンサート全体を通して、ゆきりん絶好調で歌が上手すぎでした。
現役メンバーはもちろんのこと、卒業生もたくさん参加してくれてとても見応えがあるコンサートでした。
ゆきりんの選曲もゆきりんとAKBの歴史を感じることができて充実した気持ちになりました。
個人的に、ゆきりん以外でMVPを挙げるとしたら、トラブルのあったMCでとっさに対応できたこみはる、ゆきりん卒業まで総監督を務めてくれたみーおんを挙げたいです。
そして最後の最後まで現役メンバーにも、卒業生にも、ファンにも気づかいをしてくれたゆきりん。
本当にここまで居てくれてありがとうと伝えたい気持ちでいっぱいです。

卒業コンサート💐
無事に終えることができました☺️

たくさんの方のおかげでこの17年間の中で
1番の思い出ができました😌✨

AKB48のメンバーとして活動できて
心から幸せです！！！
いつの時代のAKBも大好きだー！！！！#柏木由紀卒コン pic.twitter.com/HOXVX5SAhS

— 柏木由紀 (@Yukiriiiin__K) March 16, 2024